結婚相談所に入会するのに一番ネックとなるのが成婚料です。

結婚相談所にもよりますが、15万～20万前後が相場となっていますが、50万円、100万円という高額な設定をしている相談所もあります。

マッチングアプリでは必要ないのになぜ結婚相談所では成婚料が必要なの！？

この理由を紐解いていきましょう。

結婚相談所の成婚料とは

結婚相談所の成婚料とは、成婚が成立したときに相談所に支払う「成果報酬」です。

御礼のようなものといえます。

この成婚料が結婚相談所の利益となるわけです。

どうして成婚料を設けているの？

ただ知人や友人を紹介するだけであれば当然成婚料はいらないでしょうが、結婚相談所はひとつの企業ですから、きちんと利益をあげて運営していかなくてはいけません。

私たちは飲食店で食事をする際にお店の方が「お料理・良いサービスを提供してくれた」という結果に対してお金を払います。結婚相談所の場合は「結婚相談所のサポートで相手がみつかった」という結果に対してお金を払うのです。

多くの結婚相談所は、連盟に加盟しており、会員を検索するシステムなど、諸費用を支払っています。
その他、スタッフの人件費、光熱費など、企業としての諸経費がかかります。会員の方に良いお相手を見つけるためには成婚料をいただく必要があるのです。

結婚相談所の成婚料は結婚への近道

成婚料が結婚相談所の利益になるわけですから、「成婚」に対して当然真剣に結果を出そうとします。

無料のマッチングアプリや結婚情報サービスなどは、基本的に自分自身で相手を探し、人柄のチェックやデートまでのやり取りもすべて自身で行わなければなりません。

経験されたことがある方はご存知だと思いますが、嘘も多いマッチングアプリでやり取りを続け、実際に会ってみるとかなりイメージと違った、実は既婚者だった、結婚には前向きな方ではなかったなど、それを繰り返してなかなか交際にも至らない、というケースは多々あります。

正直、結婚において「年齢」は一番の武器になります。

マッチングアプリもお金をできるだけかけずに多くの相手から選べる方法ではありますが、時間ばかりがかかってしまい、気が付けば1年経っていたということになりかねません。
この1年の間に、あなたにぴったり合う方が結婚相談所を通して結婚してしまっているかもしれません。

たった1年が結婚においては大きな「マイナス」になり得るのです。

結婚相談所に登録している方は、全員が「結婚を真剣に考えている人」のみ。

経歴や年収、年齢など、登録時に必ず書類を提出するため、嘘偽りもありません。

結婚相談所は「成婚料」をいただかなくては成り立たない事業ですから、会員様に合うお相手をできるだけ早くお探ししようと頑張ります。

また、多少お金がかかっても結婚したい！という真剣な方が集まっているということも言えます。

成婚料を設けている結婚相談所のほうが結婚への近道ということがおわかりいただけたでしょうか。

成婚料や知名度だけで選ばないことがポイント

成婚料のほかに月額会費、初期費用など、先に述べた理由から結婚相談所は多少の費用がかかります。

同じ費用を払うなら安いほうがいい、と安易に選ばないよう気を付けましょう。

実際に婚活を行っていくうえで、担当カウンセラーの力は大きなポイントになります。

カウンセラーはご自身の婚活の「伴走者」ですから、相性というのはとても大切です。

相談しやすいか、自分と合っているか、まずは一度話をしてみて「なんか違うな」と思ったら遠慮なく別の相談所を選んでもいいでしょう。